むかし、公園がきらいな女の子がいました。 小さなおとうとは公園がだいすきでした。 女の子はまい日、おとうとをつれて公園にいかなくてはなりません。 だって、お母さんがまい日つれてくようにといったからです。
ある日、ちいさなおとうとは公園につれていってといいました。 女の子はいやだっていいました。ちいさなおとうとはなきだしてお母さんのところにいきました。 お母さんがやってきて、どうしておとうとをなかせたの?ってききました。 だって公園につれてってっていったんだもの、と女の子。 今すぐつれていきなさい、とお母さん。 女の子は公園におとうとをつれていってベンチにすわりました。 もうかえりましょう、とおねえさんがいうと、おとうとはなきだしてまたお母さんのところにいきました。 おやおや、そんなに公園につれていくのがいやだっていうならわたしがいきましょう、とお母さん。
ばんざい、とおとうとはさけびました。
一週間後、おとうとはお母さんのところにいって、 公園につれていってといいました。はいはい、来年にでもね、とお母さん。 いやだ、いまいくんだとおとうと。 だめよ、とお母さんがいったのでおとうとはもうぜったいに公園にいかなくなりました。