ジョアンナの "2つの計画"

このお話では, は "茂み", は "プレゼント",
は "ピーター", は "お家"

はとってもハッピー。今日は、のお誕生日です。ではバースデーパーティが開かれることになっています。 はうれしくてたまりません。朝早くからお友だちをパーティにさそおうとはりきっていました。お母さんはのために、ケーキとクッキーを焼いています。

リリーのへ行く途中、 のそばを通りました。の後ろから、何かボソボソと音が聞こえてきます。はちょっぴりこわくなりました。けれども今日はお誕生日、もう9才になるのです。こわがってばかりはいられません。

は木のかげにかくれると、何が起こるのか、様子を見てみることにしました。また、音が聞こえてきます。どこかで聞いたことのある声です!イジワルきつねのジェームスと悪者オオカミのハッシュの声に違いありません。きっと何かまた、悪だくみをしているのでしょう。2匹はいつだってジャングルの中でだれかをいじめては、みんなをこわがらせているのですから。

は耳をすませて、2匹の声を聞きました。どうやら2匹はのバースデーパーティのじゃまをしようとしているようです。ケーキを盗んで、そこに変な薬を入れて、それから風船とリボンをはずしてしまおうと考えているようでした。

はそれを聞いて、カンカンに怒りました。はこの計画を止めなくてはと思いましたが、どうしていいか、分かりません。そこではリリーの へ行きました。リリーは賢いウサギです。いつも勉強をしているので、何でも知っています。はリリーに、計画を止める方法を相談することにしました。

がリリーの に着いたとき、リリーは木陰でいっしょうけんめいに勉強していました。 はリリーのじゃまをするのは悪いと思いましたが、リリーがに気がついて、「いったいどうしたの?」と、たずねました。なぜって、の顔が、真っ青になっていたからです。
は正直に、ジェームスとハッシュが話していたことを、リリーに伝えました。リリーはをなぐさめると、やつらの計画を台なしにする方法を考え始めました。リリーの頭にふと、ケーキのことが浮かびました。リリーは突然、飛び上がると、の耳にこっそりあるアイデアをささやきました。はそれを聞くと、また明るい顔になりました。

それからは、デリーとパティとサリーとジョンとチアチアとバボをパーティに招待しました。リリーの計画を話して、みんなに協力してもらうのです。

午後12時、 に帰りました。は帰る途中、またのそばを通りすぎました。今回もまた、ジェームスとハッシュの声が聞こえてきます。2匹はパーティの始まる4時ちょうどに、の前で落ち合うことになっていました。

に着くと、お母さんのジェーン夫人にこのことを話しました。ジェーン夫人はとても心配しましたが、はお母さんをなだめると、リリーの計画のことを話しました。
午後になって、ジェームスとハッシュがの近くに来てみると、の中は空っぽ、だれもいません。2匹はそこでの中へ入ると、テーブルの上にケーキがあるのを発見しました。ケーキの中に薬を入れる前に、2匹はケーキの味見をすることにしました。う〜ん、なんて美味しいのでしょう!しばらくすると、2匹の足はおも〜く、おも〜くなってきました。そして、やわらかなベッドの中にたおれこみました。ちょっとだけ休むつもりが、もうたまりません。2匹はぐっすりと眠りこんでしまいました。
そこへの友だちみんなが入ってきて、2匹の悪者をかつぎ出すと、川へ行って、ざぶんと投げこみました。

それからみんなで へ戻ると、の9才のお誕生日をお祝いしました。

さあ、ジェームスとハッシュはそれからどうなったでしょう?目を覚ましてみると、2匹は動物園のおりの中にいて、周り中、知らない人に囲まれて、ジロジロ見られているのでした。

あ〜あ。。。

 

おしまい


お話: Joanna, age 14, Malaysia

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