ずっとずっと昔、あるところにカーという名前のドラゴンがいました。カーはおんなの子でした。カーは空を飛びたいと思って、いつもいろいろなことをためしてみました。トランポリンの上でジャンプしたり、空にフワフワうかぶタコの糸につかまってみたり、思いつくことは何でもためしてみました。けれどもやっぱり飛べません。カーは空を飛ぶことをあきらめることにしました。そして両親のくれた本を読み始めました。カーは本を読んでいて、助けの手をさしのべてくれる人のお話を見つけました。この本にあるお話は、たいていが本当に起こったことです。そこでカーは一番ひくい山から飛びおりてみることにしました。カーはきびしい山道をいっしょうけんめいに登りました。そして山のてっぺんから飛びおりました。けれども下に落ちていきません。パタパタと空に浮かぶような気分です。そう、カードラゴンのせなかには羽がはえていたのです!その日から、ドラゴンのせなかには羽がはえるようになりました。