
お話:
まい 絵:ステファニー
あるところに しあわせのむら という、むらがありました。 そのむらには、きれいな花がたくさんさいていました。
しあわせのむらには、むかしからのいいつたえがありました。 そのいいつたえとは、100年に一度だけ、
しあわせの村に、にじのようにきらきらとなないろにひかる、おひさまがのぼるのです。
今日は、ちょうど100年目です。
朝はやくから、むらのひとたちは、むらの東がわに集まっています。夜があけると、にじのおひさまがひょっこり
顔をみせました。 そのきれいさといったら、夜空の星にも負けません。
その日一日がおわるとむらの人々は、にじのおひさまのことを思い出しながら、しあわせなねむりにつくのでした。